有志の会

語ろう「数理解析」

〜 Let's Enjoy Mathematical Sciences! Fun! Fun! Fun! 〜


趣旨説明


「数学には批判的な研究と古典的な研究があって‥‥」と,木下素夫先生が講義の際に語られたのを今でも鮮明に覚えています。学部数学科2年生対象の代数の講義でした。数学は,それ自身で自立的に進化/深化を遂げる事が出来る学問である事は今更言うに及びませんが,「外の世界」との協同を求められて久しくもあります。「諸科学の批判的研究」としての数理科学は,多様な世界をなす数学の一面であり,理系・文系を問うことなく普遍的な価値観を提供してくれるものと確信しております(文責:名和)。

具体的な現象を理解し応用するための数学解析,そこから生まれた純粋数学的な興味に突き動かされた研究,将来的に数学/数理科学として整備されることが 期待されるような様々な現象の探求…。数学の世界は,間口,奥行,その裾野も本当に広いと感じます。これらの研究に関わっておられる方々と,ささやかながら,最近の研究動向やその数学的な課題について議論する場となればと思っています。


16年目を迎えて


『語ろう「数理解析」』は15年前の2002年に「名大多元数理解析セミナー」としてスタートし,今年で16年目を迎えます。セミナー運営メンバーの入れ替わりはありましたが,このような長きに渡って続けてこられたのも,ご講演下さった方々,ご参加下さった皆様のお陰と,運営メンバー一同,深く感謝しております。本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

2017年度の第1回セミナーは,例年より少し遅めですが,来る6月17日に芝浦工大の大宮キャンパスにおいて開催の予定です。今年度も月に一度ぐらいのペースでと考えているところです。年月を重ねるにつれて,セミナー運営メンバーはいくつかの研究グループの集合体といった性格も持つようになり,各々のグループのテーマに沿った話題も増えてきています。昨年度は,初めての試みとして講義録を作りました(近日中に公開の予定です)。時代とともに何かが少しづつ変化しているのでしょうか。ただ歳をとっただけと言うことかも……。兎にも角にも,初心を忘れることなく好奇心を糧として,多様なテーマに触れられる場でありたいと願っています。


            子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、
        不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎。

    (学問をすること、そして実践をとおして学問を身につけていくこと、これは無上のよろこびだ。
     しだいに同志ができ、見ず知らずのその同志たちが集まってくる。こんな楽しいことはない。
     人に認められようが認められまいが、そんなことは気にかけずに勉強を続ける。
     これが本当の君子である。)久米旺生訳

   行く末に、宿をそことも定めねば、踏み迷うべき道もなきかな。


2017年 運営メンバー一同




語ろう数理解析 6月のセミナー@芝浦工大

下記の要領で勉強会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
皆様のご参加をお待ちしております。


日時 平成29年6月17日(土) 15:00〜
場所 芝浦工業大学 大宮キャンパス 5号館5541教室
講演者 小林 亮 氏(広島大学)
講演タイトル 環境を友とする制御法の創成
講演概要 我々動物は自然環境や日常の生活空間を動き回ることができる。 ところが、この一見簡単そうに見えることをやってのけるロボットは 現在のところ存在しない。高度な AI が最高の棋士を打ち負かし、遠い 惑星に探査機を送り込む技術を持つ今日においても、そのようなロボット を作れないのはなぜか? 本講演では、制御の観点からこの問題を考察し、 我々が CREST Project で行っている、複雑な環境の中を動物のように動き 回ることのできるロボットを創るための挑戦について紹介したい。


■ 会場へのアクセスは、 こちらをご確認下さい。


今後の予定

未定

その他

■ 過去の講演ログはこちら.

● webを大学外に移しました。(2009年2月)


セミナー運営メンバー
  石毛 和弘(東北大学大学院理学研究科)
  石渡 哲哉(芝浦工業大学システム理工学部)
  小川 知之(明治大学先端数理科学研究科)
  坂上 貴之(京都大学大学院理学研究科数学教室)
  名和 範人(明治大学理工学部)
  松本 剛(京都大学大学院理学研究科)
  矢ヶ崎 一幸(京都大学大学院情報学研究科)
(五十音順)


セミナーについてのお問い合わせは、上記メンバーか以下のメールアドレスまで お問い合わせ下さい。

(現管理者:石渡(暫定))

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